蓄音機(こーじ)
7月31日は、こだまの日、パラグライダー記念日、蓄音機の日です。
「こだまの日」は1959年、特急こだまが、狭軌鉄道での世界最高速記録を樹立したのが由来です。ちなみに今は日本のリニアモーターカーが有人走行で時速552kmを記録するなど、鉄道の世界も年々進歩しているようです。
パラグライダー記念日は、1988(昭和63)年、北九州市で第1回パラグライダー選手権が開かれたのが由来です。
蓄音機の日は、1877(明治10)年、エジソンが蓄音機の特許をとったのが由来です。
エジソンによる円筒式の蓄音機の発明から10年後の1887年に、E. バーリナーがグラモフォンと称する円盤式の蓄音機を発明し、今日のディスクレコードの歴史が始まりました。エジソンやバーリナーの蓄音機は録音・再生機で、文字どおり音を蓄える機械でしたが、1940年代末までの SP レコードの再生装置が広く蓄音機という呼名で親しまれました。蓄音機は基本的にはレコードをのせて回転するターンテーブルと、これに回転力を与えるぜんまい式の駆動部、サウンド・ボックスおよびホーンからなっています。サウンド・ボックスはレコードの溝から針(再生針)によって機械的振動を拾い、振動板に伝えて空気振動(音波)に変換する部分で、この空気振動はさらにホーン(ラッパ形の音響管)に伝えられて音として放射されます。再生針としては鉄製あるいは竹製のものが多く用いられ、またホーンは、初期のものは金属製の朝顔形が主流でしたが、やがて木製が多くなり、形態も今日のスピーカーのように箱の中に納められるようになりました。SP レコードの回転数は毎分78回転で、片面の録音時間も5分程度でしたが、ターンテーブルの駆動もぜんまいによる機械式のため持続時間が短く、ほとんどレコード片面ごとにぜんまいを巻き直す必要がありました。このようにすべて機械式の装置に電気の力が応用されはじめたのは、1924年に初の電気式レコード録音が行われて以降のことです。48年の LP の誕生にかけて、ピックアップ、真空管による増幅器、スピーカーを用いた電気蓄音機(いわゆる〈電蓄〉)の時代にしだいに移っていきますが、その間にはターンテーブルはモーターによる電動で、再生は機械式の蓄音機も現れました。蓄音機は音の出口まで含めた再生装置全体で、今日でいえばステレオ・セット(あるいは単にステレオ)に当たっています。







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