引越し(こーじ)
10月13日は、引越しの日、さつまいもの日です。
えっと、「引越しの日」です。1868年、つまり明治元年に、明治天皇が京都から江戸にお引越しされた、ということで「引越しの日」なんですね。
引越しは当然ながら、新築の家や修理の終わった家に入居したり、別の家に移り住むこと。地方によって屋移り、宿替(やどがえ)などともいいます。現在でも家財の運搬のほかに、手伝いの人々のもてなしや近隣の人々へのあいさつが行われますが、古くはいろいろな儀式や習俗を伴ったそうです。中世の貴族社会では引越しを移徙(いし∥わたまし)と呼び、水と燭を捧げた童女2人と黄牛を先頭にした行列を組んで移住し、その後の宴会では粥(かゆ)や湯漬(ゆづけ)を食しました。この場合の水と燭(火)は、旧居から新居への住生活の連続性を象徴しており、黄牛は七夕の牽牛織女の伝説に由来するものと考えられていたそうです。粥については、江戸時代に伊豆地方で小豆粥を食したことが記録されており、現在でも静岡県東部の農村では、屋移り粥と称する粥をつくり、行列を組み歌を唱しながら、この粥を新居にふりかける習俗が残っています。この習俗を参考にすると、粥をつくり食することは、単にいそがしい引越し作業の後の軽食としての役割だけではなく、そのことによりいち早く新居になじむという意味が含まれていたのではないかと考えられるようです。粥を食することは静岡県以外でも行われており、またそのほかに、引越しのとき最初に新居に持って入る物品がしきたりとして定まっている地方もあります。それらは神棚、仏壇、鍋、米俵、馬、木綿車など、家の祭祀や農家の生産労働を象徴するようなものが多いそうです。都市の引越し習俗としては、江戸時代に、江戸では蕎麦(そば)を近所に配り、大坂では付木(つけぎ)を配ったことが記録されています。現在でも東京その他の都市では、引越しの後に蕎麦の券を近所に配る習慣が残っており、引越し蕎麦と呼びます。これはおそらく中世の移徙の粥の変化したものだそうです。なお建築の完成を祝う儀礼として、上棟(じようとう)、立柱(りつちゆう)、遷宮、供養、新室宴(にいむろうたげ∥にいむろほがい)などがあるが、住宅建築では引越しの祝いと建築完成の祝いとが一致することが多いそうです。《古事記》や《日本書紀》に記された新室宴では、歌舞を伴った祝宴が存在し、歌のなかでは建築の安全や住む人の幸運が祈られています。これも引越しの儀礼の古い形式と考えることができるとのことです。
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コメント
高校を卒業してから、何回引っ越ししたかな。
大東→甲子園→福島区→加古川→神戸垂水区→国立→八王子(京王堀之内近辺)→八王子(京王南大沢近辺)
引っ越しの度に新しいものを買うので、古いものが消えていきますな。実は、高校の卒業アルバムもいつの間にかないのです。
投稿: まーぼー | 2007年10月13日 (土) 11時03分
高校の卒業アルバムがないんですか?それは残念ね。
次の同窓会に来れるようなら、持って行きましょうか?
私も引越しでなくしたものがいろいろあります。
演奏会のビデオが1本なくなったのが残念!
そのかわり、なかったものも出てくるけどね。
投稿: くみこ | 2007年10月13日 (土) 16時07分